Workflowyの強み、Markdownの強み
Workflowyはなんといっても、思いついたまま書いていけるし、書いたものを思いのままに動かせる、という良さがある。
でも、Workflowyで書いて、それをただ印刷したものは、他の人にとって見やすいかというと、ちょっと厳しい。上司に出す報告書になる体裁ではないし、同じ大きさの文字が段差を持って並んでいるだけなので、何がテーマで何が大事なのか一目ではわかりにくい。
その点Markdownは、「見やすい文書」をつくるのが上手だ。簡単なルールにのっとって、#や-などの記号をいれていけば、見出しは大見出し小見出しと一目でわかり、区切り線もいれられるし、リストや引用など、すっきりとしたウェブサイトを見ているような見やすさの文章を、Markdownビューワーで生成できる。
だから、Workflowyで思いついたまま書いて、思いのままに整えて、それをMarkdownに変換して、他の人が見やすい体裁にする、ということがなるべく少ない手間でできれば、仕事が速くなりそう。
パソコンでWorkflowyを使う人のMarkdown変換
パソコンでWorkflowyを使っている人は、ブラウザでアクセスして使う人、Google Chromeの拡張機能で使うひとがいると思いますが、昨年、パソコンのWorkflowyアプリが開発されました。
Deskflowy インストール http://nap.jp/michi/DeskFlowy/ja/
こちらのDeskflowyに、Markdown変換の拡張機能がつけられます。
Markdown変換の拡張機能。 https://marumi.nap.jp/blog/post/2017/1022-workflowy_to_markdown/
これで、パソコンでWorkflowyを使う人は安心してWorkflowyでどんどん打ち込んで、あとから、見やすいMarkdownに変換できるわけです。
モバイルでWorkflowyを使う人のMarkdown変換
モバイルでWorkflowyを使っている人は、公式アプリで使う人、ブラウザでアクセスして使う人がいると思いますが、最近の人気はこちらのHandyflowyです。
iOS版 Handyflowy
Android版 Handyflowy
Handyflowyに、Markdown変換の拡張機能をつけられます。
Markdown変換の拡張機能。https://marumi.nap.jp/blog/post/2017/1024-workflowy_to_markdown_for_handyflowy/
これで、パソコンでWorkflowyを使う人は安心してWorkflowyでどんどん打ち込んで、あとから、見やすいMarkdownに変換できるわけです。
Markdownを見やすい体裁に印刷するアプリ
Markdownを見やすい体裁に印刷できるアプリはいくつかありますが、私のお気に入りはこちらのTyporaという無料アプリです。
行間とか、ちょうどよく印刷できます。
印刷せずとも、このTyporaでPDFに変換することもできます。見やすい状態でドキュメントを保管できるのですね。
さあ、どんどんWorkflowyで打ち込もう
これで、安心。いつでも、思いついたことをどんどんうちこみ、それをシェイクして洗練し、そこからボタン一発でMarkdownに変換、それをTyporaに貼り付けて印刷すれば、人に見せられる体裁の書類のできあがりです!
だから、迷ったらまず、どんどんWorkflowyに打ち込んでいきましょう。そこからすべてが始まるのです。