病気で動けない方に毎朝メールを送る
若い時から随分とお世話になっている方が年配になり、体をこわし、長く入院している。
お見舞いに行きたいが、でも育児と仕事で忙しくお見舞いにはいけない。
その方はLINEはできないが、携帯でのEメールはできるようで、毎日使っているようだ。
それで、毎朝メールを送ることにした。入院していれば、毎日だれかから、なにかしらのアクションがあるというのは、うれしいのではないかと。
今日まで、3週間ほど毎日、なるべく朝に送っている。
そういうときにどういう文面で送るかというのが、この記事のテーマだ。
毎日送る理由
なぜ毎日送ることにしたか。
- 忘れられていないという認識を持ってもらえそうだから
- その方は身近な家族がいない
- 内容豊かなメールがたまにくるより、内容の薄いメールであっても毎日来たほうが喜びそうな方だから
- 毎日ではなくたまにだと、「ネタがあるときにしよう」と思うようになり、だんだん頻度が減ってしまいそうだから
だから、ネタがあるときに送るのではなく、ネタがなくてもとにかく毎朝なにかしらの内容を送る。
送るメールの長さ
毎日おくることと、その目的を考えると、短めが良い。
「おはようございます」だけでもよいくらいだが、でもそれだとワンパターン化しそうなので、そこに一言か二言つけくわえるくらい。
それなら毎日続けられそうだ。
いつ送るか
だいたい決まった時間帯に送るほうが自分も忘れなくていい。決まった時間帯に時間がとれそう、となるとやっぱり朝だ。
時々返信が来る。そういうとき、こちらからも再返信したくなるが、よほど急ぎの用事でなければすぐに再返信しない。返信は翌朝のメールにくみこむ。そのほうが毎日、自分もあまり負担を感じずに続けられそうだ。
どんな内容を送るか
では、どんな内容を送るのか。
- 最近の出来事
- 入院していると新鮮な話題に欠けてしまいそうなので、日常のちょっとした出来事を伝えるだけでもよろこばれるのではないかと。子どもをどこどこに遊びに連れて行ったとか、仕事でこんなことをしたとかいうことを一言だけ添える感じで。
- 子どものこと
- 小さい子がいるので、最近歩くのが上手になっただとか、そういうちょっとしたニュースも一言だけくみこんでみる。
- 世の中の明るめのニュース
- あまりないが、もし見つけたらそれも一言添える。
- 天気のこと
- やはりあいさつに天気の話題というのは鉄板なのではないか。どうかな。毎回言うと飽きられるので、頻度はほどほどに。
避けるようにしているテーマは次のようなもの。
- 世の中の暗い話題
- 元気付けたいので。
- 食の話題
- 病気のために食べることができなくなってしまった方なので。(だからといってその話題を避ける必要があるかどうかはわからないのだが、その方の性格を考えるとなんとなく)
ネタがないときどうするか
ネタがあるときはすぐに書けるが、特段これといった出来事がなかったときは、何と書こうか少し悩む。
そういうとき、薄い話題のコンビネーションはなかなかよい。
天気のこと + さっき起きた出来事、とか。一つ一つをみるとかなり薄い話題であっても、2つ組み合わせるとなんとなく見栄えがするのではないかと。
たとえば、
おはようございます。
昨日は暑かったですが、今日は気温が下がるようです。
さっき、布団の中で足がつってしまいました。
このくらいのボリュームでも、ちゃんと毎日メールが来たらそれなりにうれしく思ってくれるのではないかなと思い、とにかく続けている。
ご本人にこの記事見られたら恥ずかしいが、たぶん、見ないよね…