go to menu

はんぺん太郎

以前に、自宅サーバを運用していたころの記録です。CentOS4.2によるサーバでした。ドメインは、value-domainのダイナミックDNSで取得したものです。


サーバー建立のはじまり



2001年秋 電話の権利を安く譲っていただく

2003年2月 ADSLモデムルータを無償で譲っていただく

      LANボードとケーブルを無償で譲っていただく

          ADSLに加入

          Windows環境では、完璧にADSLが使えるようになった

	 しかしLinuxが、LANボードを認識してくれない・・・

	 Red Hat 7.2でだめなので、 Red Hat 8をインストールするも、結果は同じ。

	 LANボードを替えなくては、できないようですね。

     LANボードが買えるようになるまで、しばし休憩。

2003年5月 ADSLモデムが壊れた、しかたがないのでレンタルに切り替えて速度を12Mにあげる

	  RedHat9.0も、やはりLANボードを認識してくれなかった。しばし休憩。

2003年12月 1CD-Linux なるものを発見。CDドライブにCD-ROMさえ入れておけば、

     インストールしなくても動くという画期的なもの。

2005年7月 サーバー機を入手。FMVのノートパソコンを、友達に譲ってもらう。

	Fedora Core 4 は、Linux対応のLANカード(PCカード)を、認識してくれた。

	そして、苦心の末ついに、webサーバ、mailサーバなど始動。

	no-ipの、ダイナミックDNSを使って、"painter.no-ip.org"の立ち上げに成功。

2005年8月 一度壊れて、再インストール。ふたたび始動。

2005年11月 サーバ専用の本格PCを譲っていただく。

2006年1月  サーバの入れ替え完了。OSも、CentOS4.2にした。

	以前のサーバ機で、勇気を振り絞って、禁じ手に挑戦。" # rm -rf / "

	すると・・・たくさんのエラーメッセージがでてきた。

	確か、////sys 部分が消せませんというような。

	そしてまたプロンプトになったが、コマンドが一つもつかえなくなっていた。

	そしてリカバリをして修復。もともとはいっていた、WINDOWSをいれた。

	いれて、再起動したら、OS not found

	禁じ手の時に、MBRも破壊されていたのかな。

	ネットで調べて、確か起動ディスクを使って、

	C:\ FDISK /MBR       →これによって、MBRの修復ができた。

	無事起動。

2006年4月 今までの数々の不具合の原因が判明。同一ネットワーク内にルータが2つもあったら

	そりゃけんかするでしょうってに。

2006年5月 光ファイバー回線に変更。すばらしく速い。





2006年5月 ドメインを変更。"www.painter-web.org"の始動!



2007年 春 painter-web 閉店予定




〜苦労した点の記録〜

うわあああ。今までのさまざまなおかしかった点の原因は一つだったみたい。

 外からなかなかアクセスできなかったり、メールを自分のサーバからうまくおくれなかったり、自宅での普通のインターネットもよくおかしくなったり、SSHのログインがやたら時間がかかったり、LAN内からサーバに、ドメイン名でアクセスできなかったり、したことの原因は、今までノイズだと思っていたが、どうも違うことが判明した。
 このあいだうちの会社の事務所のLANの工事をさせてもらって、その時にやったことを家で思い出していたら、んん?と思い、確かめてみたのです。
 なんとなんと、うちのネットワークの中には192.168.0.1が二つあったのです!!しかも動いているルータも2つあったのです!!!今までただのHUBだと思っていたものが実はルータで、だからきっと、もともとつかっていたルータと常にケンカ状態だったのでしょう。
 それを改善したら、冒頭に書いたことがすべてがうまくいくようになりました。今までこのせいで何十時間奪われたことでしょう!お金もいくらかかかりました。原因をいろいろなところに求めて調べまくったのです。しかしこれが原因とは・・・盲点でした。でもまあ、原因を探る過程でいろいろなことを覚えられたのは良かったかもしれません。

改善前 電話回線→モデム+ルータ一体型(192.168.0.1)→HUB+ルータ一体型(192.168.0.1)→パソコンたち

改善後 電話回線→モデム(ブリッジモード)→HUB+ルータ一体型(192.168.0.1)→パソコンたちへ

 しかもADSLの使用感のスピードがかなりスピードアップしました。
 ああ・・このために今回、光ファイバーを申し込んでしまったというのに。でもまあ、安いからいいか。

 これでやっと、普通の信頼できる安定したサーバになった、という感じですね。本当に。06/4/29


LAN内にあるクライアントから、ドメイン名でサーバーにアクセスできない

解決できた方法


私のクライアントPCは、win98なので、



C:\WINDOWS\hosts.sam



の、名前を、"hosts"に変更し、notepadで編集。

そのなかの一番下に、次の行を追加。



192.168.*.*	painter.no-ip.org

			(*の中身は、環境にあわせる)



これで、LAN内のクライアントから、ドメイン名でサーバにアクセスできるようになる。

メールソフトに、サーバー証明書を信頼してもらえる、という、メリットがある。

ちなみに、winXPだと、



C:\WINDOWS\SYSTEM32\DRIVERS\ETC\HOSTS



らしい。実験はしてないけど、あるサイトに書いてあった。



しかしこの方法は、持ち運ぶことのあるノートパソコンだと、面倒なんですね。

自宅LANの外から、自宅のサーバにアクセスする時は、

その"hosts"を無効にしないといけないので。

/etc/resolv.conf の設定


 サーバから dig や ping を打っても、通らなかったし、

自ホスト以外向けのメールの送信もできなかった。

ネームサーバへの問い合わせがうまくいっていなかったと思われる。



/etc/resolv.conf



をいじったらできるようになった。



# vi /etc/resolv.conf



domainname painter.no-ip.org

nameserver (ゲートウェイのIPアドレス)

nameserver (プロバイダ指定の、プライマリDNSのIPアドレス)

nameserver (プロバイダ指定の、セカンダリDNSのIPアドレス)



この4行が記述してあればOKになった。



ルータ(モデムと一体型)の、DHCPサーバ設定


この設定も、一つ上の項で述べた、

サーバから外へネームサーバへの問い合わせをするときに、必要らしい。

うちの環境限定かもしれないけど。



DHCPサーバ設定



DNSサーバIPアドレス	(ゲートウェイのIPアドレス)

セカンダリ		(プロバイダ指定の、プライマリDNSのIPアドレス)



これでOKになった。

ちなみに、上記3つの調整によって、 ネームサーバを自前で立てなくても、サーバが運用できるようになった。 DDNSだからかな? 不便も特にない。すばらしい。


以下は、勘違いでした。

ノイズ対策

うちは、ノイズがひどいようだ。電話の受話器を上げて、一つボタンを押せば、なにかラジオのようなものが聞こえてくる。
それが原因だと思うが、外部からサーバにアクセスできないことがけっこうある。それでは、サーバの意味が半減してしまうので、なんとかしなければ。 ・LAN内にノイズフィルタをひとつ、ふたつと設置してみたが、だめだった。
・スプリッタとモデムの間に、1980円のノイズフィルタを設置しても、だめだった。
・それで去る06/1/18、ついに5300円の、高級ノイズフィルタを購入。ダイヤルでフィルタ周波数をいじれる。つかってみたら、とりあえずADSLのスピードがかなりアップした。使っていてわかるほどに。さて、サーバへのアクセスはどうなるだろうか。
その後→大した変化はなかった。やっぱり、光ファイバーにかえようかな。 ・・・光を申し込んだ。そして工事が来る3日前に、いろいろなトラブル原因がどうもノイズではなかったことが判明・・・・ go to menu