エアコン移設
はんぺん太郎です。
素人が、エアコンの新規取り付けをすることはほとんどないでしょう。しかし、移設ができると便利なのです。
今日まさにそれをやりましたが、次回やるまでに忘れてしまいそうなので、ここに覚書を記します。
といっても、私はプロではないので、インターネットで探した情報にほんの少しの経験を付け加えただけなので、内容がすべて正しいという保証はできませんのでご注意を。なにか間違っている点に気づかれた方は、教えていただけるとうれしいです。(06/7/22)
フレア管・・・中に冷媒ガスが入っている、エアコンメインの配管。銅でできているので、けっこうデリケート。
ドレンホース・・・エアコン内部の湿気を排出するためのもの。水滴が出てくる。
バルブ・・・・室外機のフレア管接続部分にある弁。六角レンチで開閉する。
冷媒ガスを、すべて室外機に回収する作業である。
1 室外機のフレア管接続部分の真鍮製保護キャップをはずす。(そのキャップをバルブと勘違いしていたのは私)
2 高圧側(細いほう)のバルブを、六角レンチで締める。
3 冷房運転を1~2分行なう。室内機から出てくる風がぬるくなるまで。あまり長くやると室外機がこわれるらしいので気をつける。
4 低圧側(太いほう)のバルブをしめる。ポンプダウン完了。
5 エアコンの電源を抜いてから、配線、配管、室内機、室外機をすべてはずすのだが、
まずは室外機からフレア管をはずす。
そして、室内機を壁からはずして、それごと配管を室内にひっぱりこむ。
配管は室内機につけっぱなしにして運ぶといい。
壁についている取り付け板も忘れずに持っていく。
室外機と室内機を取り付け、配線や配管を終えたあと、行なう作業である。
1 フレア管を2本とも室外機に、トルクレンチを使って接続する。トルクレンチがなければ、感触で締める。締めすぎず、ゆるすぎず。締めすぎるとフレア管がつぶれる。ゆるすぎると冷媒ガスがもれる。
2 高圧側(細いほう)のバルブだけを六角レンチで開ける。
3 低圧側(太いほう)にだけついている弁のキャップをはずし、中のピンを30秒くらい押す。
これを、エアパージといって、配管の中に入った余計な空気を、プシューと、ぬく作業である。しかし、押しすぎると、多分必要な冷媒ガスも出ちゃうでしょう。
4 低圧側のバルブも六角レンチで開ける。
5 保護キャップを2つともつける。
6 冷房運転する。うまくいっていれば、少したつと冷たい風がでてくる。完了。
一、配管するときは、ある程度最終形に近い形を作ってから、壁穴に押し込んでやるとうまくいきやすい?
一、配管を曲げる時、90度以上曲げないように気をつける。90度に曲げる時も、急カーブさせない。デリケートなフレア管が折れてしまう恐れがある。
一、ドレンホースは、室内機から、常に下方向に配管しなければならない。途中でちょっと上にあがってまた下がったりしていると、その部分から水がたまり、水漏れの原因となる。バケツがないと冷房運転できないという事態になりかねないし、電気のまわりに水があるというのはとても危険である。しかし、この点は、プロでも苦労する点らしい。
一、移設先で配管するときは、プロだと、配管のぐるぐる巻きテープを一度すべてはがすらしい。そして、配管したあとに巻くという。そのほうがいいのかも。私の経験では、はがさなくてできたこともあるし、はがさなかったために、中のドレーンホースがずれて、失敗したこともある。その2回しか経験はないんだけど。
一、もし、失敗して、冷媒ガスを大気中にかなり逃がしてしまった場合は、冷房運転しても冷たい風はでない。そのときは、電気屋さんを呼んで、ガスを補充してもらうしかない。
2006/08/14 16:37:50,アリソン,4 低圧側のバルブも六角レンチで締める。ここは、開けるではないでしょうか。それと、我が家での失敗の原因をお知らせしておきます。やはり、テープをすべて取ってからやった方がよかったと思います。特に、フレア管の向きを変える場合、ドレインホースがずれることがあるようです。それで、水漏れしていました。フレア管も90度以上曲がってしまい。10年もたっていたので、赤字覚悟で、新しいエアコンにしましたが。以上参考までに。
2006/08/26 03:27:44,painter,補足していただき、ありがとうございます!やはり、テープは巻きなおしたほうがいいんですねー
2006/12/09 15:10:08,painter,このあいだポンプダウンしてから配管をはずすとき、いくらか、プシューとガスが抜けるような音がして、フロンが抜けたかと心配になりましたが、あとできいたところ、多少はそんな音がしても大丈夫なようです。ちゃんと冷えたみたいです。
2007/02/24 18:41:47,あきら,じゃぁ今後工事流すから宜しく(笑。僕に教えてくれれば、あとは僕が出来るようになる!いやっほう!