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仕事のスキルアップ

仕事のスキルアップ

はんぺん太郎です。

読んだ本や見たテレビや、自分の少ない経験から、どうすればスキルアップできるのかを考察してみました。

マニュアル化

当たり前のことなのですが、この「マニュアル化」を、より意識してやってみたら、作業効率が上がりました。

よく、「人それぞれ仕事のやり方が違うと効率が悪くなるのでマニュアル化する」といったりしますが、それを個人レベルでやるということです。

たとえば、私の場合、お風呂にはいるときに洗う順番は毎回決まっています。まず頭でそれから顔、といった具合です。そういうことを仕事でもします。

仕事をしていくうえで「決まりきったこと」は、個人的に頭の中でマニュアル化してしまうことは必要じゃないかなと最近思います。

大雑把にではなく、細かく決めてしまいます。作業の手順、道具の用意の仕方、道具の置き方、作業の手の動かし方、動かす角度やスピード、ひとつのものにかける秒数、さらに目の動かし方、などなど、すごく細かいことまで、決めてしまうのです。

なぜなら、毎回そのときの気分などで、微妙に違う手順やスピードでおこなうと、効率は悪くなるからです。作業には「一番効率的な方法」があるはずで、毎回その方法を使えば一番いいわけです。今の自分が思いつく最善の手順で毎回行なうよう努力するなら、持てる力を一番効果的に使うことができるはずです。

マニュアルを常にマイナーチェンジする心構え

上の項で、「個人的に頭の中でマニュアル化してしまう」と書きましたが、そのマニュアルがもし、「一度決めたらそれで完成」であれば、進歩はなくなります。

常に、「もっといいマニュアルはできないだろうか」と考え続けていく必要があります。

作業には「一番効率的な方法」があるはずです。しかし、そこに100%たどり着くことは無理といっていいでしょう。ポイントは、「自分の頭の中のマニュアルを『一番効率的な方法』に限りなく近づけていく」ということです。

「今やっている方法よりいい方法が絶対にあるはずだ」という気持ちを忘れないようにする必要があります。

自分より熟練した人の仕事からそれを盗むことも必要です。また、「ためしにぜんぜん違う方法でやってみて、どちらが早いか比べてみる」ということも大切でしょう。「きっと今の方法のほうが早いだろう」と思って試しもしないより、ためしてみるなら、例えその方法自体はボツになったとしても、なにか改善のヒントは見つかるかもしれません。

残業をしない会社

この間テレビで見ましたが、残業原則禁止、という会社があるそうです(事務の会社)。

定時になると放送が流れて、帰るよう促されます。オフィスの照明も、人がいなくなった区画からどんどん消されていきます。

なぜそのように、残業禁止にする会社があるのでしょうか。その番組で見たことや、「千円札は拾うな」という本で最近読んだことから分析してみます。

「残業できない」という状況になると、人は「どうすれば定時までに終わるか」を考えるようになるそうです。今のやり方でスピードをあげようとしても限界があるので、仕事のやりかたをどんどん変えていくようになるということです。

集中力もUPします。そのようにして、同じ仕事を短時間で終わらせることができれば、会社にとってはいいことですし、従業員も早く帰れるというメリットがあるわけです。

テレビでやっていたその会社のマネージャーは、「仕事の枝葉までやるよりも、幹と大きな枝だけやってもらえばいい」といっていました。

しかし、そのあとにテレビのコメンテーターが言っていたことは興味深かったです。『アングロサクソン系の方と仕事をした経験があるが、彼らは集中力がすごくて、同じ時間に出てくるOUTPUTが日本人とぜんぜん違う、でも日本人には日本人なりの良い面があって、日本人はよく休憩するのだが、その休憩のときに周りの状況をみたり、同僚と話してそこから情報を得て、その上で協力しながら仕事をしていくことを得意とする』というようなことを言っていました。

そういう日本人としての得意分野を残しつつも、この「時間を決めてしまう」という原則を、うまくとりいれていきたいものですが、どうしたらいいか、考えていこうと思います。

目の力をしっかり使う、眼球をよく動かす

キャッチャーミットに目の焦点をしっかりあわせて投げると、コントロールがよくなる、と教わりました。確かにそのとおりでした。

そこで気づきました。ボクは作業対象を今までしっかりみていなかったのではないかと。

それを意識して仕事してみたら、まさにそのとおりでした。しっかりと、今手に握って動かしている道具と、作業の対象物に焦点をあわせて仕事をすると、空振りがなくなって、仕事がとてもはやくなることに気づいたのです。

それと同時に、「ちゃんと見ると勝手に体がうまく動いてくれる」ことにも気がつきました。まるで、目をつかって体を操縦しているように。

あと、最近、速読の技術についての本を読みました。やはり読むのが速ければなにかと有利だろうと。その本に、字を追っていくときに頭を動かさず、眼球だけを動かすと速い、と書いてありました。私はなんとなく、無意識に頭を動かしてしまっている気がします。「眼球だけ」を動かすよう意識してみると、確かに読むのも早くなったような気がしました。それを、事務の仕事や現場の仕事にも応用できないかと、今試しています。

判断と決断の違い

「千円札は拾うな」の本に、とっても興味深いことが書かれていました。「判断」と「決断」は違うと。

「判断」には正解があり、「決断」には正解がないということです。

メリットデメリットを考えてメリットを多いほうを選ぶのが「判断」、メリットもデメリットも同じでどちらを選べばいいかわからないとき、そこでくだすのが、「決断」。

「決断」の場合は、早いほうがいいらしいです。どちらを選んでも半々なら、悩んでいる時間がもったいないので、即決するのです。仕事をしていくうえでも、そういうことがたくさんあるでしょう。

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