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2015年8月21日

27㎡で育児する苦労

狭いところでなんとかいままで1年半近く息子を育ててくることができた。

物を捨てまくってなんとかスペースを確保して。

間取りはキッチン、6畳、3畳。

3畳のほうに全く家具を置かないようにして、スポンジのタイルカーペットを敷き詰め、そこに息子を寝かせた。そうすれば、家具が倒れてくる心配がなくなる。
その部屋に、おんぶひもやら、オムツバッグやら、なるべく鴨居にフックをかけてそこに引っ掛けるようにした。

赤ちゃんがつかまり立ちが上手になってくると、触られて困るものはテーブルの上、しかもテーブルの中心付近に置かなければならない。でも27㎡しかないとテーブルそのものがほとんど置けないのだ。だからその中心部分というと本当に一等地だ、銀座並みの地価なのだ。
厳選されたものしか置けなくなる。

うちの場合はパソコン、タブレット、あとはすぐ扱うべき大事な書類、今飲んでるコップ、そのくらいだ。もうそれだけ置くと、スペースいっぱいだ。どんどん片付けないと、あっというまに息子の餌食になる。出しっぱなし禁止でどんどん片付けなければいけないのはなかなか神経が疲れるものだ。

床も同じ。カバン置いておくと中のものをどんどん出される。

だから床にかばんを置かないほうがいいのだが、いつもいつもそうできるわけではない。

そこで妻が考えたのが、柵を設けて、小さなスペースでもいいから立ち入り禁止場所をつくることだ。息子が乗り越えるのが難しく、大人が乗り越えられる、ちょうどいい高さの柵をつくった。

そしてその中には息子を基本的に立ち入らせないようにした。

それはとてもストレスを減らしてくれた。ここならある程度散らかしてもOKというスペースがあると、気持ちに余裕ができる気がする。


こんなふうに書きながら、なんだか楽しそうな自分がいる。やはり子育ては楽しい。こういう犠牲を払うのも、大変だけど悪くないのだ。