半導体を使った部品

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半導体を使った部品

工場の電気だから強電、強電専門だ、弱電の半導体などという小難しいことを考えるのは時間がもったいない、それは専門家に任せればいい、と思っていた。

でも、今の時代に工場の電気を触るのであれば、半導体の知識も避けては通れないのかなという感じがしてきた。

ちょっとした部品にも、最近は半導体が使われている。

半導体のエキスパートにならなくとも、ある程度理解しておかないと、仕事にさしつかえるかもしれない。

例えば最近では、半導体をつかったこんな部品がある。

ソリッドステート・タイマー

タイマーは、設定された時間にあわせて、接点をON/OFFするわけだが、その接点に半導体が使われている。

ソリッドステート・リレー

オムロン(omron) ソリッドステート・リレー G3S/G3SDG3SD-Z01P DC5 1個

価格:604円
(2015/8/25 00:15時点)

リレーは、コイルに電流が流れると、主接点を入り切りするものだが、ソリッドステート・リレーは、コイルにあたる部分が下記のフォトカプラで、主接点も半導体が使われている。

フォトカプラ入力

光半導体。上記のリレーの例でいえば、コイルに電流がながれる代わりにフォトカプラに電流が流れて光を発する。磁力で接点を動かす代わりに光に反応した素子がONになる、ということのようだ。

他にも、シーケンサの接点も、直流の場合は半導体でON/OFFしているらしい。( 交流出力は接点らしい。)

かなりざっくりした説明なので、本当の専門家が見たら首をかしげるかもしれないが・・・

フォトカプラは極性に注意

普通のフォトカプラは直流専用のようだ。だからプラスマイナスのつなぎを間違えると、うまく動作しないことがある。

交流入力対応のフォトカプラというのもあるようだが。