古い電線はどうなるまで使えるか

[PR]

古くなった電線はどうなるまで使えるか

電線の寿命はいつまでなのか。

なかなか難しい疑問です。

一般的には屋内であれば30年と言われていますが、環境はさまざまでしょう。

あとは予算と相談という感じになるのでしょう。

電線の交換は後回しにされがちです。

被覆を剥いたところからダメになりやすい

経験上ですが、電線の終端の、被覆が剥いてあるあたりから、ダメになっていくようです。

裸の芯線がだんだんもろくなったり、絶縁被覆がくずれてきたり。

そこが断線などのさまざまな不具合の原因になったりします。

しかしその部分だけ、被覆ごと切り取ると、その中はまだまだキレイだったりします。

ですから、電線の終端がボロボロだけど、電線すべてを交換することが難しい場合は、ボロボロの部分だけを切り取って、新たに被覆をむきなおして使えることがあります。

また、その時に備えて配線時からあらかじめ若干長めに配線をするというのも一つの手です。