照明器具等、取外し→清掃→取付け時の注意

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照明器具等、取外し→清掃→取付け時の注意

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クロスの張替えなど、内装工事の場合、一度、照明器具やコンセントを外し、清掃し、内装が仕上がったら再び取り付ける、ということがあります。

その際の注意を記します。

取り外し時の注意

*きれいな軍手を携行する・・・照明器具を必要以上に汚さないために、取り外し時、取り付け時には、きれいな軍手をはめて作業するとよい。

*取り外しの際に配線をショートさせない・・・取り外しの時に電線を外すときも、ブレーカーを落としたりスイッチを切っていたりしたとしても、なるべく活線(電圧がきている)つもりで作業する。1本ずつ電線を外し、きちっとビニルテープを巻いておく。それと共に、ブレーカーやスイッチにビニールテープで「投入禁止」と表示しておく。

*電線の待たせ方・・・電線は軽く丸めて、壁や天井に入れておく。内装のじゃまにならずかつ電線をすぐに取り出せるような塩梅で置いておく。

*ビス、ネジを無くさない・・・照明器具等のビスやネジは無くしてしまうと、代わりのものを用意するのが大変なので、無くさない。そのへんにおいたりポケットなどに入れるよりも、付いていた場所に着けておくほうが無難である。

*部品を無くさない・・・部品を無くしてしまうと、代わりのものを用意するのがビスやネジよりもさらに困難な場合があるので、無くさない。取り外した照明器具やコンセントは、再設置までに時間がかかる場合は特になるべく元通りに組み立てて置いておく。コンセントやスイッチなどは数がおおいので、1つの箱にまとめておくとよい。

*壁や天井にビスを着けておく・・・照明器具等を外し、そこに新しいクロスが貼られてしまうと、ビス穴が見えなくなり、器具をどこに取り付けていたのかわからなくなってしまう。だから、器具を取り付けていたビスを、あったところに打っておく。最後まで打たずに少し飛びださせておくと、内装屋さんがそのビスが見えるようにクロスを貼ってくれるので、すぐに再設置にとりかかれる。これは、内装屋さんとの打ち合わせが必要かもしれない。

清掃時の注意

*汚れの落とし方・・・基本的には水拭きと乾拭き。落ちにくい汚れには無水エタノールやマジックリンを薄めたものを使用すると程よく落ちる。しかし洗剤は使わなくて済むなら極力使わないほうが無難である。

*プラスチック部品に注意・・・プラスチック部品は経年劣化がある。もろくなっていて、ちょっと触っただけで割れてしまう場合もある。触れる時はそうっとさわること。清掃も最小限に。

取り付け時の注意

*きれいな軍手を着用する

*取り付けの際に配線をショートさせない・・・ここ最も重要!取り付けの際に器具に差し込むときは、穴を間違えない!疲れてくると、同じラインの電源と送りに差してしまったりしがち。それをやると当然、スイッチを入れた瞬間、パーン!とショートすることになる。

*軽く叩き込みながら組み立てる・・・照明器具を組み立てる時、ネジをまわしていくんだけど、それはドライバーを使わなくても、手で締まる程度に閉めればよい。「もう回らない」とおもった時そこでやめず、部品を軽く叩き込みながらネジをまわすと、もう少しまわったりする。そうするときっちり組み立てられる。

*線を挟み込まないように注意・・・照明器具などを組み立てる時、部品間や、部品と壁や天井の間に配線を挟み込まないようにチェックする。本締めする前に、目視で確認。

*シールやマークの向きに注意・・・ランプや器具には社名や規格が書かれた小さなマークがついていることが多い。いくつも照明器具を設置する場合、シールやマークの向きを合わせると、遠くから見た時に見栄えが良い。「この部屋はマークは南向き」などと、ルールを決めて作業者全員に周知徹底させる。小部屋だったら、「普通に入口から入ってきた人から見て文字が逆さにならずちゃんと読める向き」を基準にして向きを決めたりする。

*ランプの色に注意・・・蛍光灯には、昼光色、白色、温白色、などさまざまな種類の色がある。それを元通りにつけられるように手配する。

*コンセントやスイッチは水平につける・・・水平器を使うのだが、金枠だけつけた状態で水平器をあててもあまりあてにならないので、プラ枠の内枠を着けてからそれに水平器をあてて、金枠を動かし、水平を決めると良い。