電磁接触器のコイル電圧に注意

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「コイル電圧」は間違えやすい！

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電磁接触器の種類はいろいろある。同じ機種の中でも、主回路定格電圧、コイルの定格電圧、定格電流、などなど種類がたくさん。

あるとき、「電磁接触器のコイルの焼き付き」というトラブルがあった。しかも交換したばかりの電磁接触器であった。

原因がわかった。電気部品屋さんのミスだった。うちは、「コイル電圧２００V」の電磁接触器を注文したのに、電気屋さんは「コイル電圧１００V」の電磁接触器を持ってきた。

そしてうちも、それをよく確認せずに、２００V用のものをつけるべきところに１００V用のものをつけて、そして機械を動かしてしまったのだ。それは焼き付いて当然だ。

取り付ける前に、種類が適性かしっかり確認する習慣をつけたい。コイルの定格電圧は、上部のコイル端子A1-A2のあたりに書いてあることが多い。

ちなみに、コイル主回路が２００Vなのに、コイル電圧が１００Vという面倒なことをするのはなぜなのか。ひとつの理由はノイズ対策らしい。200Vの回路のノイズの影響を避けるために、あえて100Vコイルの電磁接触器が使われるらしい。