漢字の教え方〜読み編〜
「読み聞かせ」を繰り返して、脳に覚えさせる
漢字があまり読めない子に、漢字を読む特訓をしたことがあります。
こんな方法をつかったら、うまくいきました。
1 まず、なんでもいいので、1ページ程度の文章を用意する。(その子にとって、簡単すぎず、しかも難しすぎない文章)
2 それをまず、音読してもらう。そのとき、読めなかった漢字にしるしをつけておく。
3 今度は、教師がすべてを音読する。生徒に読み聞かせる。
4 再び生徒に音読してもらう。さっき読めなかった漢字が読めるようになっていることが多い。
5 もしまだ読めない漢字があれば、もう一度教師がすべてを音読する。生徒が、大体の漢字を読めるようになるまで、それを繰り返す。
6 生徒が、すべてを音読できるようになるようにもっていく。
7 最後に、読めなかった漢字だけをノートに書き出して、復習する。次回の授業の最初にも、同じ復習をする。
この方法は、ただ漢字の読み方を丸覚えするのではなく、「この漢字が文章のなかでどのように使われているか」ということを、雰囲気をつかみながら学べるので、いいと思います。
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