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中学生への教え方研究所

〜数学の家庭教師〜

中学生に数学を教えることに、真剣に取り組んでいる人のためのサイトです。プロ副業家庭教師としての私自身の経験をもとに、中学生への教え方について考察してみました。

見間違えや勘違いの悪い癖が直らない

まずは「○○病だね〜」と言ってさりげなく意識させる

見間違えや勘違いのくせは、本当にもったいないですよね。

理解しているのに、ケアレスミスで間違えてしまうのは残念なことです。

例えば、符号の間違いとか、約分の間違いとか、「3×3」を、6と計算してしまうクセあったりとか。

そういう、クセがある時には、まずはそれを生徒に意識させます。

符号の間違いが多ければ、「符号病だね〜」とかいいながらやっていきます。

この「○○病」というのは、私が中学生のときにある数学の先生がよく使っていて、それを真似たものです。

ノートを黒板がわりにして、教師も生徒も、大きく書く

見間違えや勘違いを引き起こしてしまう一つの原因として、問題を解くとき、すごくちっちゃい字でごちゃごちゃと書いてしまう習慣、があります。

しかし、それは、あまりよいとはいえないでしょう。解いている途中で見間違えや勘違いが起こる可能性が高いからです。

そんなことで問題が解けないと、生徒のやる気がなくなることにもなります。

それで、問題を解くときは、どんどん紙をつかって、大きな字で書いていってもらうことをオススメします。

わたしは、ノートを使って授業を進めます。ノートに問題をかいて解かせたり、ノートを黒板がわりにして解説したりします。

そのとき、大きな字で書くように心がけています。ノート1行に1列とかではなく、3行に1列くらいで。というか、もはや行ラインいらないじゃん、という感じで。

問題も、計算問題なら1ページに2,3問。文章題なら1ページに1問。

だから数回授業をしただけでノートがすぐになくなります。

でもそれでいいのです。

経験上、そうすることにはたくさんの利点があると知っているからです。

利点1→大きく書くので、見間違えが起こりにくい。

利点2→たくさんページを使ってどんどんノートが消費されるので、「こんなに勉強したぞ!」という達成感を持ってもらいやすい。

利点3→生徒が自分でそれらのノートをとっておけば、一人で勉強している時にそれを見返して復習が自由にできる。

利点はたくさんです。ぜひそうやってノートを使いましょう。

私は市販のワークを買ってきてそれも併用して使っていますが、大抵のワークは、「問題を解くスペース」をあまり備えていません。それで、少ない余白に小さな文字でごちゃごちゃ解くより、問題をノートに写して、ノートですきなだけスペースを使って問題を解くほうが、絶対に数学の力が上がると信じています。

ちなみに、シャープペンより、ボールペンで

これは私の性格からかもしれませんが、ノートに書いていくとき、シャープペンより、ボールペンを使います。

シャープペンでもいいんですが、なんか、字が薄いし、時々ボキッと折れたりするし、あまり好きではないんですね。

まあ、シャープペンを気に入っている生徒に押し付けることまではしません。

でも、ボールペンで書くと、なんか、「書いてる!」という気がするんですね。

そして、「間違えても消さない」というのはポイントでしょう。

消してしまうと、なんか、なかったことになるような気がしてしまいます。

でも、間違えてこそ、覚えていくわけなので、その痕跡を残しておくのは、なんとなく、いいような気がするんですが、いかがでしょうか。

このへんは、気分の問題でしょう。

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