欠点や悪い態度を指摘する時
穏やかに毅然と
生徒の、直すべき重大な欠点を指摘しなければならない時、どんなことに気をつけていますか。
それは学習上のことかもしれないし、先生への接し方のことかもしれません。
関係が悪くなるのがいやなので、なるべく言わないとしたら、それはさみしいというか、せっかく家庭教師なんですから、気づかせてあげたいのではないでしょうか。
穏やかに言いましょう。
穏やかに、しかしはっきりと。
穏やかだけど、その中に厳しさをにじませて。
毅然としている、ということでしょうか。
でも重くなりすぎないように。「悪い」という表現じゃなくて、「クセだよね」と言ってみたり。
大事なことなら、「話がある」と一言前置きすると、聞く心の準備ができるかもしれません。
どちらの極端も避ける、バランス
相手の悪いクセのことを、事あるごとにいうのか、あまり頻繁にいわないようにするのか。
いつも真剣に重く指摘するのか、それとも普段は軽く気づかせるだけにして、あまり直らなかったら「話がある」と言って真剣に話すのか。
相手の年齢や性格、状況や、その欠点の性質にもよります。
大事なのは、極端にならないこと。「全然言わない」「いつもいつも言う」という両極端はたいていうまく行かない気がします。
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