文章問題が苦手
かぎは、「読解力」と「慣れる」こと
- 文を区切るしるしをつけてあげることは効果的!
- 本を読む習慣を身につけてもらうようすすめる
- 毎回の授業の最初の10分ほどで、小学生用の文章題の問題集を解いてもらう→その点についてはこちら
文に区切るしるしをつけてあげる
自転車が乗れるようになるのに、「補助輪」は役に立ちます。
文章題が苦手な人は、読解力が足りないといえるでしょう。そういう子にも、「補助輪」をつけてあげるといいのです。
たとえば、「150円のみかん2つと200円のりんご3つを買うために、1000円払いました。おつりはいくらでしょう?」という問題があったとすると、このようにします。
「150円のみかん | 2つと | 200円のりんご | 3つを | 買うために、1000円 | 払いました。おつりは | いくらでしょう?」
このようにすると、読みやすいようです。文がどこで切れているのか、つまり、どれが主語で、どれが述語で、どれが修飾語なのか、ということが、わかりやすくなり、文章題がときやすくなるというわけです。
自転車の練習のとき、「まず補助輪で慣れる」のと同じように、文章題の訓練のときも、慣れるまでは、このように区切ってあげてみるのはいいと思います。
本を読む習慣を身につけてもらう
結局は、文章題を解くには、数学力以前に、国語力が求められるのです。
「本をよく読むと文章題が解けるようになるよ」と教えてあげることができるでしょう。すぐにやらないかもしれませんが。
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