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中学生への教え方研究所

〜数学の家庭教師〜

中学生に数学を教えることに、真剣に取り組んでいる人のためのサイトです。プロ副業家庭教師としての私自身の経験をもとに、中学生への教え方について考察してみました。

+ − × ÷の計算の教え方

お金で言う

-1に2を足したら?というか、

借金1万円に貯金2万円を足したら?というか、

どっちがわかりやすいかと言われたら、多くの人は後者でしょう。

マイナスの概念を教えるのに「借金」という言葉はとても役立つと思います。

想像しやすいからです。

そして、お金でいうときに、「1円」ではなく、「1万円」というのがポイントです。

話にぐっと現実味が加わりますし、なくなったら困る切実な金額でもあり、この計算が他人ごとではなく自分事になり、解くのに多少の感情もこもります。

想像しやすく、自分事になる言い方、それが「借金」「貯金」「1万円」なのです。

わたしが中学1年のときに教えてくれた数学の先生が、この方法を使っていたので、これはいい方法だと思って、教える側になったときに試したら、やっぱりうまくいきました。

ぜひやってみてください。数直線で教えるのは、後回しでかまいません。

正負の数の計算は、トランプを使って教える

トランプは数学を教えるのに便利です。

なんといっても、赤字と黒字がさまざまな数字でそろっているという点で最高です。

上記の、「◯万円」という教え方と組み合わせてみます。

つまり、ダイヤ(赤)の8は、借金8万円。ハート(赤)の3も借金3万円。スペード(黒)のエースなら貯金1万円、クローバ(黒)の10なら貯金10万円、ということにするのです。

そして、たとえばダイヤの4とクローバの9を見せて、合計いくら?とききます。

答えはもちろん貯金5万円。

お分かりと思いますがこれで、-4+9=5という概念を覚える訓練になるわけです。

わり算は、基本は筆算で!

割り算はもう、小学生でやった、筆算を確実にマスターしてもらうのが一番ではないかと思います。

いろんなところで割り算がでてきますから、そんなところでつまずいていたら先に進むのが大変なので、これはもう反復練習で正しい筆算ををマスターしてもらうしかないのではないでしょうか。

この割り算の筆算でつまずく子は、そもそも九九を体で覚えていないことが多いです。

九九をマスターするのはやっぱり歌が一番ですので、そのトレーニングもちょっと加えるといいでしょう。→九九は、音楽にあわせて

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