生徒が問題をといている間の過ごし方
解いているのをずっとじっとみていないほうがよかったりする
新たなことを教えるときは、ほぼつきっきりになります。説明したり、一緒に解いていったりします。
しかしある程度解けるようになったら、一人で解いてもらうことになります。「じゃあこの6問といてみて」という具合です。
生徒がその6問をといている間、何をしていればいいでしょうか。
生徒が問題を解く様子をみるのもいいでしょう。特にまだ教えたての内容の場合はそうです。
しかし、慣れてきたら、ちょっと目をそらしてみるのが良いかもしれません。
生徒としては、「みてくれている」と思って、ちょっと自信がないとすぐ聞いてきたり、考えればわかること、いやむしろ自分で考えることで覚えてほしいことも、いちいちたずねてきたりします。
生徒に「ひとりでできる」という自信をつけてもらうためにも、問題を解かせている間はちょっとそっぽをむいてみるのもいいことだと思います。
そっぽを向いている間の過ごし方
教え方について考えたアイデアなどをノートにメモしてみたり、あるいは数学に全く関係ない自分の勉強をしたりすることができるでしょう。
ある方は子供のころに、一生懸命問題を解いていたら、家庭教師がとなりで漫画を読んでいたのをみて、不快に思ったそうです。漫画ではなくて、なにかまじめな本だったら許せたのに、と言っていました。
そういう思いをさせないようにも用心する必要があります。
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