やる気になってくれない
生徒や、子どもに、勉強きらい、やりたくない、とかいわれると、どんな気持ちになりますか。
頭ごなしに、説教したくなるかもしれません。
「今、やっておけば、将来必ず役にたつんだぞ」「あなたのためにいってるのよ」などなど。
しかし、そういわれてやる気になる人は、どれほどいるでしょうか。
あなたが子どもの立場だったら、やる気になると思いますか。
説教する前に、なぜ、子どもがやる気にならないのか、相手の立場に立って、原因を考えてみましょう。
やる気になってくれない原因にはいろいろあると思いますが、授業をうけることをよしとしている以上、はじめからまったくやる気がないということは、考えにくいのではないでしょうか。
できれば、スラスラと問題を解けるようになりたい、そう願っているはずです。
それでもやる気をださない原因は、なんでしょうか。
たいていは、「問題をみても、なにがなんだかわからない!」というイメージが原因になっています。数字を見ると頭が痛くなるのでしょう。
まずは、その気持ちを理解してあげる必要があります。
しかし、もしその子が、「これはできそうだぞ!」と思うことができるなら、やる気がでてくるのではないでしょうか。
では、「これはできそうだぞ!」と思ってもらうには、どうしたらいいのでしょうか。
「なにがなんだかわからない!」というイメージを徐々になくして、「これはできるかも」「できそうだ」というイメージに変えていくには、つぎのような方法が効果的です。
これらの方法を使うと、だんだんできるようになってきます。
できるようになると、まずますやる気になります。
そういう小さな経験を何度かすると、「もしかして、数学、やればできるのかな」という自信につながってくるのです。
そうなると、勉強へのイメージも、よくなっていくでしょう。
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