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中学生への教え方研究所

〜数学の家庭教師〜

中学生に数学を教えることに、真剣に取り組んでいる人のためのサイトです。プロ副業家庭教師としての私自身の経験をもとに、中学生への教え方について考察してみました。

相手がやりたい問題をやってもらう

「今日これやりたい!」「この問題よりも、その問題やりたい」といわれたら

けっこう、わがままなんじゃないかと思えるいう生徒もいます。

たとえば、「この問題やって」といったら、「今日はそれよりも、こっちをやりたい」とか、「この問題がいい」とか言われたりすることもあります。

そんなとき、どうしたらいいでしょう。

場合にもよりますが、相手の言うとおりにするのも、ひとつの方法です。

「こっちをやりたい」と言った相手の言葉の中に、「やりたい」という言葉があります。

やる気のなかった生徒から、「やりたい」という言葉が出てきたのです。

喜ぶべきことです!!

生徒も、自分がやりたいといった以上、真剣にやるので、覚えもよくなるでしょう。

「こちらが仕切るぞ!」というスタンスより、「相手が自分でやりたい勉強をする助けにすぎない」というスタンス

そういう時にどういう対応をするかに、家庭教師自身が、家庭教師という仕事をどうみなしているか、そのポリシーがあらわれると思います。

「私はこの子の勉強計画も立ててあげて、すべて責任をもって面倒をみるんだ」というスタンスの方もいるでしょう。実際にそれが期待される場合もあるでしょう。

しかし私の場合は特に、やる気のない生徒が多かったので、そうもいきませんでした。

いくらこちらが計画をたてたところで、相手にやる気がなければ意味がないのです。

それで、私は基本的には、相手がやりたいと思っている勉強を優先します。

基本的には、「これ教えてください」「いいよ」みたいな。

家庭教師は、相手自身がやりたい勉強をするのを助けるだけの存在だ、というスタンスです。

もちろん、相手がなにもいわなければ、こちらで、今相手が必要と思う課題を提供します。そのほうが多いのですが。

考え方として、「どちらが主導なのか」を意識するといいと思います。

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