接続点の処理

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接続点の処理

線を接続したあと、その接続点の処理の方法にはいろいろあります。

VVFケーブルを屋根裏でつないだのであれば、ジョイントボックスやナイスハットをかぶせたりして、ホコリやねずみ被害を防ぎます。

VCTケーブルなどの丸ケーブルの接続であれば、テープ巻きをします。

テープを巻くときの線の形態ですが、「ひっぱりに強く見た目がいまいちなやり方」と、「ひっぱりにいくらか弱く見た目がいいやり方」があります。

絵をご覧ください。

上のつなぎ方は、ひっぱりに強いです。

下のつなぎ方は、強度は落ちますが見た目がいいです。

どちらも「拝み」と呼ばれるつなぎ方ですが、線を倒す方向に違いがあります。

いずれかの姿勢に線を整えたうえで、その上にテープを巻いていきます。

線がとても細いのにリングスリーブ小しかない場合

細い線を圧着接続しなければならない時が有ります。

1.25mmの線とか、スピーカー線などを接続しようとする時、リングスリーブ(小)だと、普通にやるととても、スリーブが大きすぎて圧着できません。

そんな時の裏ワザは・・・

「被覆を長めに剥いて、折りたたむ」というワザです。

折りたためばある程度の太さになるので、リングスリーブ(小)でも、がっちり接続できるようになります。

メーカー推奨の方法ではないかもしれないので、結果に責任は負えませんが、経験上、なかなかいい方法だと思います。

圧着端子+ネジでやる場合

太めの線の場合や、太めでなくてもすでに圧着端子が取り付けてある電線同士を接続する場合は、2つ以上の圧着端子をネジやナットで接続する場合があるでしょう。

その場合は、「拝み」にしましょう。ストレートにしてしまうと、いくら固く締めても、すこしの力でゆるんでしまいます。

太い線の場合は、圧着端子どうしを合わせてネジを差し込んだら、拝みにする部分をインシュロック2本ほどでとめてしまうのもよいでしょう。

拝みにできないなら、じかに圧着したほうがよいかもしれません。