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機器は寿命が長いものが多いですから、交換するころには、もうモデルチェンジしていて、同じ物が売っていない場合が多くあります。
温調機、タイマー、リレー、マグネットスイッチ、インバータ、モーター、などなど、なんにしても大抵そうです。
困るのは、購入するときと、設置するときです。
購入は、まずどれを買っていいのかわからない。「同等品」を、今発売されているもののなかから選ぶことになります。
最近は大抵は、メーカーのウェブサイトに、古い型のカタログが残してあったり、生産中止品のリストとその代替品が一覧になっていたりします。
それがない場合は、スペックを洗い出して、一から選定しなければなりません。
そうそう同等品を買うと、機能は同じでも機器の本体サイズが変わっていることがあります。今ついているのより大きくて、今ついている場所に設置できない時もあります。その点も気をつけて、選定しなければなりません。
設置時に困るのが、配線の仕方がわからない時があることです。
機器にはたくさんの配線がきているかもしれません。電源、出力A接点、出力B接点、外部入力、警報出力、などなどです。
もしまったく同じ機器に交換できるのなら、外す前にメモしておいて、同じように配線すればいいのですが。
同じメーカーでも新しいタイプになると、端子の配置もがらりと変わっていたりします。
そういうときは、古いタイプの機器の説明書と、新しい機器の説明書をつきあわせて、どの端子がどの端子に相当するのかをひとつずつ洗い出さねばなりません。
古い機器の説明書をなくしてしまっていても、端子の記号くらいなら本体にかいてあるかもしれませんし、メーカーのウェブサイトで古い機器の説明書がダウンロードできたりしますので、それを活用できます。
メーカーに問い合わせてみることだってできます。
最近のマグネットスイッチは、A1-A2つまり動作コイルの端子が、両方上部にあるものが多いです。
しかし、古いタイプのものは、A1-A2が右上と左下にあったりします。
A1A2の記号は古くてもたいてい書いてあります。
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