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工場での電気工事には、圧着端子、圧着スリーブは欠かせない。
VVFケーブルであれば、最近はいい「ワゴ」と呼ばれるコネクタがあるので、それを使うのもいいだろう。しかし、より線の工事には、圧着端子や圧着スリーブは欠かせない。
圧着端子や圧着スリーブは、なくても、電気工事はできることはできる。
でもそれでは素人工事といわれてしまう。
電気的につなぐだけなら、よりあわせてテープで巻けばいい。よほどひっぱらなければ、その日や次の日は確実に持つだろう。
しかし数ヶ月、数年単位で考えると、話は違ってくる。
テープが気温で柔らかくなったり、なにかのことで電線がひっぱられたり。場合によっては猫だってうろちょろしている。
そういうところから、不具合は起きる。断線、漏電、ショート。機械が動いてほしい時に動かなくなる。実際そういう経験を何度もした。
断線すると何かが動かなくなるので気づくが、断線しかかっているだけの状態だとなかなか気づきにくい。そして、断線しかかっていると、限られた部分にたくさんの電流が流れようとして過熱しやすくなる。過熱によって被覆が溶けてしまったり、場合によっては電気火災の原因にもなるだろう。
よりあわせてテープで巻くだけ、だいたいそういう工事は、ちょっと電気がわかるくらいの人が、間に合わせで、とりあえず動けばオッケーということでビニールテープだけで工事して、そのまま数ヶ月、というパターンが多い。悪気はなくても、それでは不十分だ。
やはり、大丈夫そうだと思っても、プロなら、より線には圧着端子や圧着スリーブを使うべきだ。
工場では、腰道具に圧着ペンチをセットしておこう。よく使うサイズのスリーブや圧着端子をいくらか持ち歩くのも良い。
圧着端子はネジでとめることが多いだろう。
しっかり締めなければいけない。
でも締めれば締めるほどよいってものでもない。
締めすぎると端子が傷む。
適正トルクってものがあるのでほどほどに。
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