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機械などで活躍する、近接センサー。
選び方のポイントをお伝えします。
金属(磁性金属)が近づくと反応して、電気信号をONまたはOFFにしてくれるセンサーです。
このページでは円柱型近接センサーを念頭に置いて説明します。
・サイズ(外径、長さなど)・・・取り付けたい場所をよく調査して、それに合うサイズのものを選ぶ。ロングタイプというのもある。
・シールド型か、非シールド型か。(検知部のサイドが最後までネジになっている金属で覆われているかどうか)
・出ている線の本数・・・直流2線式、直流3線式、交流2線式などがあります。つなぐシステムの電圧等にあわせて。
------ 直流2線式の解説(パナソニックのページに飛びます)
・動作電圧・・・直流なのか交流なのか。「DC(直流)12〜24V」というのがけっこうあります。
・接続方式・・・「コード引出しタイプ(線が出ていて被覆が少し剥いてある)」「コネクタタイプ」などがあります。
・検出距離・・・ノーマルで10mmくらいのようですが、もっと高感度のものもあります。±10%などと、誤差も書かれています。一般に径が大きいほど感度がいいようです。
・コード仕様・・・耐油、耐油強化、ノーマル、など。
・動作モード・・・NOとNC(以下に説明します)
センサーの「動作モード」とはなんでしょうか。
これは、電磁開閉器でいえば、a接点、b接点、のようなものです。
NO(ノーマルオープン)は、なにもなければオープンということですから、金属が近づいたときに回路がつながります。a接点のようなものです。
NC(ノーマルクローズ)は、なにもなければクローズということですから、普段は回路がつながっていて、金属が近づいたときに回路が切れます。b接点のようなものです。
古い機械に新しいセンサーをつけるのに、いざつなぐとき、線の色が古いタイプと新しいタイプで違うということがあります。
そういうときは、古いセンサーの説明書と、新しいセンサーの説明書を両方、メーカーのウェブサイトからダウンロードして、製品の図面を見比べます。
昔のタイプは赤・白・黒ですが、どうやら、茶・黒・青の順で対応しているようです。でも製品や、つなぐ機械のシステムによって違うこともあるかもしれないので、調べてからつなぐことをおすすめします。
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