ねじやボルトにまつわるいろいろ

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ねじの食い込み長さ

意外と悩むのが、どのくらい長いネジを使えばよいか。

例えば、ブレーカーを配電盤に取り付けるという場合。ネジをどのくらい、ブレーカーの裏から飛び出させて、どのくらいの長さを食い込ませればいいか、ということです。

ブレーカーに付属している木ネジの長さを見ると、ヒントが得られます。

このあいだ取り付けた100Aのブレーカーの場合は、付属の木ネジが、裏から12mmほど飛び出す長さになっていました。

電気屋さんは、大工さんと違って、柱と柱をネジでとめるとかいうよりも、小さなものを大きな壁につけるというような工事が多いですから、ネジの食い込みも、意外と短めでいいのだなという印象を受けています。

木ねじで何かを取り付けるときは最後は手締めがよさそう

大工さんなどが木ねじを使うときは、木と木を止めることが多いので、電動ドライバーや、インパクトドライバーで最後までがちっと締めるのはいいでしょう。

しかし電気屋さんは、木に対して樹脂製の何かを取り付ける(ブレーカーなど)が多いでしょうから、ちょっと違ってきます。

途中まで電動ドライバーを使うとしても、最後の決めまで電動ドライバーを使うより、締め終わる少し前で止めて、あとは手でプラスドライバーで回すほうがよさそうです。

最後まで電動ドライバーを使うと、ネジ穴がばかになりやすい感じがします。

あと、電動ドライバーやインパクトドライバーにパワーがありすぎる場合は、樹脂製の取り付け品にヒビを入れてしまう危険もあります。

一般的な六角ボルトのサイズ

六角ボルトの頭だけ計測して、そのボルトのネジ径が知りたいことがけっこうあると思います。

日本で売られている一般的な六角ボルトのサイズを調べてみました。あくまで一般的なということなので、参考程度にどうぞ。(単位mm)

ネジ径頭の幅頭の厚み
M472.8
M583.5
M6104
M8135.5
M10177
M12198