エアコン配管スリムダクト工事の基本

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エアコン配管スリムダクト工事

まずは受け皿側を、固定していきます。

エアコンの配管を収める場合は、ドレーン(排水管)の水の流れを考慮にいれて施工していきます。

縦方向の場合は、重力で落ちていくので普通でOK。

しかし横方向の場合は、完全な90度に配管せず、微妙に角度をつけます。写真ではわからないくらい微妙な角度ですが。少しでも勾配があれば、水は下に向かって流れていきます。

勾配を付けるために、横方向のダクトは、少し(5mmくらい)短めに切るとよいです。完全な90度になっているジョイントに差し込むには、ほんの少し斜めに差し込むことになるからです。細かいようですが、大事なことです。

ちなみに外回りの場合は、ダクトの固定には、ステンレスビスを使います。錆びるビスを使ってしまうと、やがて錆びが流出して、壁にタラリと、赤茶の筋がでてきてしまうからです。

しかしステンレスビスは決して頑丈ではないので、固い下地にはうまく入りません。そこで、まず鉄トラスタッピングを一度打ち込んで道筋を作り、すぐに外して、できた穴にステンレスビスを打ち込むとスムーズです。

しかも、ビス打ちのときは、一度打ち込んで、すぐに引き抜いて、また打ち込むと、不思議と、ダクトと壁がしっかり止まります。

エアコン配管スリムダクトのキャップの取り付け

壁からエアコンの配管を出す場合、その出口にダクトキャップを取り付けます。

壁の中に水が入り込まぬようにしっかり隙間をふさぎます。

まずは、穴の隙間に、ふにゃふにゃしたスポンジを詰めます。

それから、粘土を詰めます。

そしてキャップをつけます。

さらに、このあとキャップのまわりにコーキングを打ちます。

(写真はありません)

これで水は入りませんね。完成です。